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アラート

会議の休み時間に、先輩に話しかけられた。

iPhoneを買い替えようと思うんですよ」

見せていただいたiPhoneは、画面がひび割れている上に、左半分が真っ暗になっていた。

「確かに、早急に買い替えた方が良さそうですね」
「それで、バックアップをしたいのですが、お前のWindows XPじゃ無理だよーんって、メッセージが出てきて、出来ないんですよ」
「それはまたファンキーなパソコンをお使いですね」

横で話を聞いていた別の先輩がお茶を噴いた。

失言

必修単位を1つ落としてしまって留年するかもと言うバイトくんに対し、なんと声をかければ良いのか悩んだ。そして、何故か太鼓の達人を受信してしまい、そのまま口にしてしまった。

「もう1回遊べるドン!」

バイトくんは笑い転げていた。

人生訓

今週のお題「思い出の先生」

小学1年の時の担任の先生がおっしゃっていたことが今だに私の行動指針になっている。

 

「迷ったら、やらない」

 

この言葉の意味として、「本当にやりたい事なら迷わないし、やるかやらないか迷うようなことはどうでもいいことか悪いこと」だと説明された。納得。

 

 

 

喜びの舞

ある日の昼下がり、いつものようにレジを打っていたところ、ユーリ先輩(仮名)が踊りながら事務所から飛び出してきた。私の販売コンクール入賞を喜びすぎて、職場にいることも営業時間内であることも、頭の中から消え去ってしまったらしい。

彼女は店内の通路で踊ったままお客様と遭遇していたが、お客様は見なかったことにしてくださった。なんとも不思議な光景であった。

人見知りの奮闘

初めての販売コンクールが始まって数日後、新たに私の店舗の担当マネージャーになった方から、電話がかかってきた。

「のさんですか?初めまして。コンクール頑張ってると聞いたけど、どうですか?」
「できる限りの努力はしています。現在の売上げ本数は○○で、最終的には△△くらいになると思います」
「…すっげぇー!数字もすごいけどさぁ、の~ちゃんて、すごいやる気あるよね!それでさぁ、上位入賞すると、全店舗に結果が書面で通知されるんだ」
「はぁ、そうなんですか。載れるかどうかはわかりませんが、全力で」
「載って(はぁと)」
「あの自信はないですが、全力を尽くします」
「やっぱり良い子だねぇ。話には聞いていたんだけど。うん、じゃあ載ってね。今後ともよろしくねっ!近いうちに会いに行くから!」

物凄い勢いのあるマネージャーだった。実際にお会いしたら、どんな感じなのかなぁとぼんやり思った。

結局、人見知りを棚上げされた私は、コンクールで入賞した。

人見知りの行方

ある日、ユーリ先輩(仮名)がやってきて、おもむろに社内販売コンクールの話を始めた。

「人見知りには辛いイベントなのですが、この会社にいる以上、やはり全力を尽くさねばなりません」

そこで、私は「私も人見知りなので、あまりその手のイベントは得意ではないのですが・・・」と言ってみた。

 

「それは置いといて」

「いえ、元に戻して」

「では、間をとって、そこの棚に上げておきましょう」

 

そんなやりとりの挙げ句、私の「人見知り」は某ドラッグストアの棚上の在庫になった。それ以来、私の「人見知り」を見た者は存在しない。

人見知りの定義

ユーリ先輩(仮名)は「私って人見知りなんですよ~。ところで、の~さんは、髪を伸ばしているんですか?私みたくお団子頭にしたいですか?」と異動初日に言った。「人見知り」という言葉の定義は人によって大きく異なるのだな、と思った。